会員企業が2022“よい仕事おこし”フェアに出展しました。

2022“よい仕事おこし”フェア
会員企業が2022””よい仕事おこし”フェアに出展しました。

2022

「“よい仕事おこし”フェア コロナに負けるな!

大商談会」
2022年12月6日(火)10:00~17:00、

12月7日(水)10:00~16:00

“よい仕事おこし”フェアは、「信用金庫による地方創生!」「日本を明るく元気に!」をテーマに2012年より開催されている、全国の信用金庫と取引先・自治体・団体が一堂に介するイベント。2022年は「コロナに負けるな!大商談会」と銘打ち、3年ぶりのリアル開催でBtoB商談に特化してバイヤーを招へい。全国から企業等が出展する盛大なビジネスマッチングの場として、多くの人で賑わいました。とくに今回は、コロナ禍での影響が大きかった業界にフォーカス。モノづくり産業の根幹となる金属・樹脂加工業界、いまだ再建途上にある食品業界や観光業界など、ポスト・コロナ成長戦略を見据えた事業の復興・活性化支援を意識しての開催でした。

「Setabiz」登録事業者も出展!

2022“よい仕事おこし”フェアに、「Setabiz」登録企業である世田谷区のものづくり事業者が出展。特許製品・マグネット式ギヤレス圧力計を開発した、圧力計・温度計・関連計測器を製造・販売している(株)岡田計器製作所と、義肢装具の半完成品および材料・工具および義肢装具のノウハウを活かしたインソール・腰痛ベルトなどの健康グッズを製造・販売している(株)小原工業です。今回の出展ブースにうかがい、販路拡大への想いや取り組み、今後のビジョンなどをインタビューしました。

世田谷の

ものづくり

事業者さまを


支援します!

ビジネス情報交流サイト「Setabiz」では、登録された会員さまに有用な情報発信に努めています。世田谷区の中小企業と世田谷区外の企業をつなげる機能はもとより、区内の企業同士の交流の場を設けたり、今回のような展示場出展の様子を役立つ情報としてお知らせしたりしていきます。また、登録された企業さまが掲示板で「展示会に出展します」等の告知をしたり、ビジネスの直近のトピックスで会社のカラーをアピールしたりすることも可能です。ぜひ、当サイトを大いにご活用ください。

株式会社 岡田計器製作所

代表取締役会長 岡田 延孝さま

工業用計測器専門に70年以上

 特許製品も開発

展示会は、お客さまとの出会いの場として大事なチャンス。メーカーのデザイナーや資材調達担当者など、技術系・購買系、いずれからのお問い合わせでも商談につなげられる貴重な機会です。産業交流展のような幅広い方を対象とする展示会では見た目のアピール力が高い商品を展示し、もう少し来場者が絞り込まれた展示会の場合は、もっと設備仕様に寄せた展示にするなど、より目を引き興味をもっていただきやすい展示を工夫してします。当社のお客さまは音響や光学の量産品メーカーなので、100人の方と名刺交換したうちのお1人とでも成約できれば数十年とお付き合が続きます。展示会に限らず、出会いや交流の場は大切に考えていて、「Setabiz」にも登録し、以前行ったZoomでの交流会にも参加しました。その後もそこでお会いした企業と展示会等でご挨拶する機会などをうかがっています。

世界初の特許製品、マグネット式ギヤレス圧力計
出展ブース

会社概要

株式会社 岡田計器製作所
〒156-0045 東京都世田谷区桜上水3丁目11番5号
代表取締役会長 岡田 延孝
代表取締役社長 國澤 俊一
ホームページ:http://www.okadakeiki.co.jp/

思わぬ商機となる人とのつながりは大事

「Srtabiz」も、企業同士のつながりを大事にしたいという想いから登録しています。現在、うちが抱えている技術の継承や人材育成といった課題は、ものづくり事業者の多くが直面しているテーマだと思います。「Setabiz」でも、なにかよい工夫や取り組みをされている事業所の事例が参照できたり、若手育成の取り組みについて話し合えたりする場ができるといいと思います。たくさんの情報を得られる場になるには、たくさんの企業に活用いただくことが大事ですから、今後、もっともっと「Setabiz」の知名度が上がるといいです。

人材育成や技術継承などの

課題を共有したい

展示会にはビジネスチャンスの場ですから、年に2~3回、対象をよく見極めて出ています。とくに計測展や圧力計を多く使うプラントやメンテナンス関連のものでは、皆さん、圧力計の歯車の摩耗に悩まれていますから、ブースに展示された耐振動型の当社製品を見て、多くの方からお声がけをいただきます。もちろん、成約につながる場合もあります。
人との出会いやつながりは本当に大事だと考えていて、特許を取ったマグネット式ギヤレス圧力計の開発にしても、技術のあるマグネットの会社と巡り合えたからこそ実現したものです。出張先の九州で飲んでいたときに「いいマグネットの会社、知ってるよ」
と、仕事仲間の方に紹介してもらったのがきっかけでした。そんなこともあり、展示会も大事な出会いの場として重視しています。

会社概要

株式会社 岡田計器製作所
〒156-0045 東京都世田谷区桜上水3丁目11番5号
代表取締役会長 岡田 延孝
代表取締役社長 國澤 俊一
ホームページ:http://www.okadakeiki.co.jp/

株式会社 小原工業

取締役 最高執行責任者 秋山 重幸さま

義肢装具の元や

材料・工具のオーダーに対応

私たちは1946年の創業以来、義肢装具の半完成品や、義肢装具士に必要な何万点もの材料や工具を提供する企業として、技術やノウハウを磨き続けています。当社製品の日本刀の製造に用いられる”鍛造”による優れた耐久性と、100分の3mmと狂わない精度の高さは世界的にも評価されるところで「、難しいニーズに対応できて良いものができれば次につながる」との考えから、義肢装具士さんの要望に徹底的に寄り添うスタイルを信条としています。さらに長年、義肢装具関連で培ったノウハウを活かし、腰痛ベルトやインソールといった一般向け商品も展開しています。
2022年、新社屋完成を機に補助金を申請し、画期的な金属3Dプリンターを導入しました。プリンターと焼成機だけのコンパクトな設備なので事務所に置けて、複雑な形状のものでも1個から作れるようになりました。従来のような金型がいらず、3DCADで作れるので、金属部品の作り方がだいぶ変わりました。

3D金属プリンターによる製作品
一般消費者向け商品
出展ブース

会社概要

株式会社 小原工業
〒158-0097 東京都世田谷区用賀2-18-9
代表取締役社長 秋山 七奈子
ホームページ:https://www.obara-kogyo.jp/

展示会では一般向け商品で

会社をアピール

展示会は年2回の義肢装具業界のものに必ず出展するほか、福祉・医療や整骨院関連のもので一般向け商品をアピールし、バイヤーとの出会いを求めています。当社の腰痛ベルトやインソールは使ってもらえれば良さが伝わるので、展示会は実際に試していただける貴重な機会ととらえています。宣伝に関しても、プロゴルファー・深堀 圭一郎氏をCMキャラクターに起用して認知度はだいぶ上がりましたが、もっと頑張りたいですね。また、並行して注力しているのがSNS等、インターネットでの宣伝です。Twitterはとにかくレスポンスが速いので業界の情報や要望がいち早く得られ、ダイレクトに問い合わせもいただけるので便利です。実際、導入した金属3DプリンターをTwitterで紹介したら、けっこう反応がありました。面白いところでは、3Dプリンターでの部品製作をご依頼いただいた個人の方が、ちょっと名のあるYouTuberで(子どもはその方を知っていました)、Youtubeで紹介してもらった、ということもありました。

多彩な当社の取り組みを

周知していきたい

コロナ禍では、とくに最初の頃の病院への行き控えなどで、義足の注文が極端に減るなどのダメージがありました。やっと戻りつつあるので、今後は新規事業としてアジア圏向け低価格義足なども検討中です。用賀にタンザニア大使館があってご近所づきあいから現地視察につながり、義足が行きわたらない実情を目の当たりした社長が「義足を付けて歩ければ生産性も上がるし、人生も変わる」と、とても意欲を燃やしています。また、新社屋のスペースを東京ロケーションボックスに登録して撮影場所に使ってもらえるよう働きかけたり、休業日はレンタルスペースとして貸し出したりするなど、新しい取り組みも始めています。「Setabiz」サイトで当社が取り組んでいることを紹介させてもらい、問い合わせなどにつながるといいですね。さらに、区内のものづくり事業者との情報交換はもちろん、区内にこだわらず、販路拡大の出会いなどあればと期待します。

会社概要

株式会社 小原工業
〒158-0097 東京都世田谷区用賀2-18-9
代表取締役社長 秋山 七奈子
ホームページ:https://www.obara-kogyo.jp/