産業交流展2022が開催されました。
産業交流展
2022
が開催されました。
2022.10/19(水)~10/21(金)
東京ビッグサイト南展示棟
2022.10/12(水)~11/4(金)
公式ウェブサイトでのオンライン展示会
世田谷区の
ものづくり事業者が
出展
産業交流展2022に、世田谷区のものづくり事業者がオンライン・ハイブリッド出展しました。音響や自動車関連のアルミ精密加工品を製造・販売する柏都電気工業(株)と、医療・育児関連分野をはじめとする各種ビジネスシーンに自動機や、学校・海外向け技術実習教材を提供している(株)新興技術研究所です。いずれも世田谷区中小企業支援サイト「Setabiz」に登録され(新興技術研究所は登録手続き中)、新規顧客開拓や他地域・他事業との交流を通じたビジネスの拡大に意欲的な企業です。今回の産業交流展2022の出展ブースにて、販路拡大への想いや取り組み、今後のビジョンなどをうかがいました。
世田谷の
ものづくり
事業者さまを
支援します!
ビジネス情報交流サイト「Setabiz」では、登録された会員さまに有用な情報発信に努めています。世田谷区の中小企業と世田谷区外の企業をつなげる機能はもとより、区内の企業同士の交流の場を設けたり、今回のような展示場出展の様子を役立つ情報としてお知らせしたりしていきます。また、登録された企業さまが掲示板で「展示会に出展します」等の告知をしたり、ビジネスの直近のトピックスで会社のカラーをアピールしたりすることも可能です。ぜひ、当サイトを大いにご活用ください。
01
柏都電機工業株式会社
会社概要
高級品のパーツなど、
アルミ精密加工一筋60年!
私どもの設立は1960年、もともとはオーディオのアルミのノブ(つまみ)からスタートした会社です。そこから徐々に円筒形のアルミ部品の加工に拡がり、ビデオのドラムヘッド、ハードディスクの部品など、丸い形のものに特化した製品づくりを続け、次第に染色加工や丸型アルミ部品に関連したプラスティックのモールド成形加工にもお応えできるようになっています。近年ではレーザー加工や社内のアッセンブリ作業も行います。たとえば超高級オーディオ部品ですと、つまみひとつにも見た目のよさや触感など、相応のクオリティが要求されます。お客さまであるメーカーが望まれた基本デザインを受け、当社としてはできる限り、持ち前の技術や対応力を駆使して外観要素のお手伝いをさせていただいています。
出会いや交流の場を
大切にしています
展示会は、お客さまとの出会いの場として大事なチャンス。メーカーのデザイナーや資材調達担当者など、技術系・購買系、いずれからのお問い合わせでも商談につなげられる貴重な機会です。産業交流展のような幅広い方を対象とする展示会では見た目のアピール力が高い商品を展示し、もう少し来場者が絞り込まれた展示会の場合は、もっと設備仕様に寄せた展示にするなど、より目を引き興味をもっていただきやすい展示を工夫してします。当社のお客さまは音響や光学の量産品メーカーなので、100人の方と名刺交換したうちのお1人とでも成約できれば数十年とお付き合が続きます。展示会に限らず、出会いや交流の場は大切に考えていて、「Setabiz」にも登録し、以前行ったZoomでの交流会にも参加しました。その後もそこでお会いした企業と展示会等でご挨拶する機会などをうかがっています。
アルミの領域の拡がりに
持ち前の技術で対応
コロナ禍の巣ごもり需要で高級ステレオやオートバイのアクセサリーがいつも以上に流通し、当社もおかげさまで好調です。これからも、当社製品が大切な1つの製品を成り立たせていることへの責任をしっかり感じながら、納期厳守かつ最先端の技術力で、お客さまにお応えできるよう努めます。当社の場合、アルミがどういう世界に広がっていくか、その流れが事業展開のポイントになります。今後は宇宙工学や医療系にも注力したいと思っています。そのための技術力として、必ず年1回は機械・設備を見直し、さらに世田谷本社は住宅地なので静音タイプの機械を入れて環境にも配慮しながら、継続的なバージョンアップに励んでいくつもりです。
会社概要
02
株式会社 新興技術研究所
会社概要
株式会社 新興技術研究所
〒157-0073
東京都世田谷区砧6-6-18
代表取締役社長 熊谷 行裕
ホームページ : http://www.shinko-japan.com/
ものづくりの
「今」と「未来」に一生懸命
当社は「微小部品表裏自動選別整送装置の発明」など、発明・特許で多数実績を遺す故・熊谷卓が1963年に創設した、自動化技術のパイオニア的存在の会社です。「日本のものづくり技術をさらに発展させるために世の中に貢献したい」という想いのもと、機械化・自動化によるDX(デジタルトランスフォーメーション)や制御技術で最適なシステムの構築などを通じ、医療や育児関連用品をはじめ、様々な分野でお手伝いしています。私たちが装置を提供することで、たとえば単純作業が自動化され、従業員の方たちがより生産的な作業をできるようになり、働きがいや技術力の向上につながっていく…そのような流れの企業活動を本意としています。また、次代のものづくり業界を担う技術者養成のための、学生向け教育教材を全国的かつ海外にご提供。工業教育機関(工業高校、職業訓練校、国立高専、高等技術専門学校)等に、メカトロニクス教育のための実習機器を納めています。
手を取り合って
ものづくりを発展させたい
私たちのモットーは、お客さまのニーズにジャストに応える“1品1様”のシステム提供です。約60年のあいだに蓄積した知識や技術が、業界を問わず、多種多様な装置に組み上げることを可能にしています。「他社で、これは得意分野ではないので難しいと言われた」といったご相談も多くいただいています。当社でも難しいご依頼に対しても、「この部分ならできる」「この予算ならここまではできる」といった肯定的な姿勢でお応えします。当社はいわゆる「セットメーカー」スタイルですので、協力体制や交流の場をとても大事にとらえ、年に数回は展示会に出展しています。カタログのデジタル化なども進めていますが、当社の動く装置を質感ごと披露できるのはリアルの展示会が一番。商社との出会いや情報交換の場として出展意義は大きく、「Setabiz」のような交流サイトも、つながりの発展性に期待がもてます。
時代のニーズに
しっかり応えることを第一に
日ごろ、技術者たちが中心となってチャレンジ精神でコミュニケーションを重ねて装置を組み上げている当社。拡大よりも技術力に磨きをかけ、さらなる対応力強化に努めたいと考えています。今後は、幅が拡がりつつある教材ニーズに対して、メカトロニクス教育以外にもAI、ドローン、ラズベリーパイ(Raspberry Pi:プログラミング学習の教材)なども充実させたい考えです。また、「地震予知サービス」なども引き続き社会貢献的な活動として、自然な広がりのもとで続けていけたらと思っています。
会社概要
株式会社 新興技術研究所
〒157-0073 東京都世田谷区砧6-6-18
代表取締役社長 熊谷 行裕
ホームページ : http://www.shinko-japan.com/